六輪キャリィの予備検が完了しました。
改造許可については、車枠の応力試験(ひずみ試験)とブレーキの制動能力が難関でしたがなんとかクリアいたしました。
12月1週目には本登録を行い、公道デビューの予定です!
予備検査証を見ると、軽自動車から普通車に切り替わると初年度登録が変わること、大型トラック系以外ではほとんど見かけない「後前軸」など、面白い記載が多々あります。
六輪キャリィの予備検が完了しました。
改造許可については、車枠の応力試験(ひずみ試験)とブレーキの制動能力が難関でしたがなんとかクリアいたしました。
12月1週目には本登録を行い、公道デビューの予定です!
予備検査証を見ると、軽自動車から普通車に切り替わると初年度登録が変わること、大型トラック系以外ではほとんど見かけない「後前軸」など、面白い記載が多々あります。
軽トラックの後部を延長し軸を追加した六輪車を入手しました。
車枠、走行装置、制動装置、緩衝装置くらいでしょうかね?
とりあえず強度検討前の採寸を完了、今週中には各軸の重量測定と検査法人との打ち合わせ、11月中に改造許可を取得し12月中には公道走行を目指します!
荷台は670mm延長のロングベッドのため、バイクショップ等で使用されると便利かも!?
大分県のとある法人様より軽トラックの車枠応力試験をご依頼いただきました。
現行の軽トラックのほとんどは、フレームが存在するもののキャビン部分のボディでフレームを巻き込んだビルトインモノコックと呼ばれる方式を採用しており、国土交通省への届け出はモノコック車となっています。
このため、ボディに規定以上の穴をあける場合には、車枠の改造扱いとなりモノコックボディのひずみ試験が必要になります。
今回、ご依頼頂いた車両は2台、いずれもキャビン後部のバックパネルを撤去した仕様でした。
試験は無事に完了、軽トラックの剛性に驚かされた試験でした。
ハンドメイドで車両製作を行っている方から車作りを引退するとの事で軽規格レース車両を引き継ぎました。
元々、ナンバー取得を目指して製作されていましたが、もう一歩のところで各種試験などに対応できず諦められたようです。
その意思を引き継ぎ、ナンバー取得プロジェクトを開始しました。
※ベース車両は高耐久仕様の赤帽専用エンジンを搭載したサンバートラックです
今月は不正改造車排除強化月間です。
■重点排除項目
01)視認性、被視認性の低下を招く窓ガラスへの着色フィルム等の貼付
02)前面ガラスへの装飾板の装着
03)灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け
04)タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し
05)騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラーの装着
06)土砂等を運搬するダンプ車の荷台さし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し
07)基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け
08)不正な二次架装
09)大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除または不正な改造、変更等
10)ディーゼル黒煙を悪化させる燃料噴射ポンプの封印の取外し
11)不正軽油燃料の使用
■実施機関
推 進 : 国土交通省、不正改造防止推進協議会(自動車関係32団体で構成)
後 援 : 内閣府、警察庁、農林水産省、経済産業省、環境省
協 力 : 自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会
詳細は記載できませんが、無事に大型特殊自動車としてナンバーが取得できました。
国土交通省および検査法人との折衝も時間がかなりかかりましたが、疑義の生じた箇所をすべてクリアしてのナンバー取得で、国内初登録のボディ形状のようです。
他のプロジェクトもゆっくりですが前進しています。
某輸入車の排ガス規制対策作業を行っています。
予算の関係上、フルコンピュータ化は難しいため、サブコンピュータを追加することになりました。
まずはアイドリング値をテスト的に弄ってみました。
■0補正
■-10補正
■-12補正
■-15補正
■+5補正
このように設定変更すれば、明らかに反映されることがわかりました。
この車両のアイドリング補正値は-12~-13辺りが、排気ガスがクリーンな領域のようです。
後は少しづつ設定を煮詰めていくだけです。
某企業様からのご依頼でナンバー取得を目指す車両がありますが、各部の仕様を検討した結果、特殊自動車としての登録が一番妥当と判断しました。若干、改修が必要な部分もありますが、現在、国土交通省での最終確認を行っています。
この判断に役立つ書籍が「特殊自動車の構造要件(特殊自動車に該当する自動車の判断基準についての解説)」です。平成10年3月改訂・改題という、かなり古い書籍で絶版であるため、現在、入手はほぼ不可ですが、国土交通省にも認められている書籍であり各地方運輸局にも置かれているようです。
保安基準適合化作業中に急遽必要となったEリングピンです。
間隔9.3mmという特殊サイズが必要であったため、市販品を加工して製作いたしました。
このようなワンオフ加工についても対応致しますのでお問い合わせください。
福岡のショップ様よりご依頼頂き、ジムニーシエラの出張測定を行いました。
なかなかハードな改造車でしたが、このような車両でも保安基準を満たすように気を付ければ問題なく車検も通ります。
せっかく対面でお話しできるチャンスでしたので、今後の車両製作に関するアドバイスなどをさせて頂きました。
面白い車両の製作を期待しています!