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トレーラー製作

払い下げトレーラーをベースにショート化及び全幅の切り詰めを行い、軽規格のフルトレーラーとして組立登録を行いました。
今回はチェーン式駐車ブレーキは取り付けず、元々の機械式駐車ブレーキにて登録を行いました。

軽規格の折畳式トレーラーのご依頼を承りました。

1.牽引車が軽トラックのため、車両重量は出来る限り軽く
2.バイクを乗せることもあるため積載量250kgは確保したい
3.荷台後部にスロープを掛けることができるような構造
4.保管場所の関係上、使用しないときは折り畳め立て掛けられる構造
5.他にはないトレーラー

このような条件をクリアすべく、今までに使用したことのないスイングアーム式のアクスルを使用しました。折畳機構の関係上、リーフスプリングが使用できずコイルスプリング式にするためです。

また、ワンタッチで折り畳みができるように、格納式フェンダーにしてみました。

引き取り時には軽トラックの荷台に折り畳んだトレーラーを積載するという技でお引き取りいただきました。

自衛隊や米軍が使用している1/4tonトレーラーのレストア作業を始めています。
今回はバスタブタイプの米軍仕様です。

作業内容はフルオーバーホールで、ベアリング等の交換、錆止め塗装、グリスアップ、ボディ板金などで見違えるほどのトレーラーになります。今回、テールランプは今までのLEDタイプではなく、自衛隊仕様に近づけたものを考えています。

もちろんナンバー取得(予備検査取得)まで行いますので、ご希望の方がいらっしゃいましたらお問合せ下さい。

予備検査取得前でしたら最大積載量の調整なども可能ですので、ジムニーでの牽引も可能です。

岩手県宮古市の「日出島パドリングクラブ」様よりシーカヤックを運搬するトレーラのご依頼がありました。

同クラブのホームページには、「3.11の大津波で被害を受けたのは人が造ったもの、人の手が加えられたところがほとんどでした。海を体で感じることのできるシーカヤックで漕ぎだし、海側から自分たちの暮らしを眺めてみませんか。 」との衝撃的な一文があり、できる限りの協力をすべくフルオーダーでのトレーラ製作に取り掛かりました。

■今回のトレーラでの重要ポイント
・牽引車は軽トラックであるため、トレーラの車両総重量は350kg前後
・シーカヤック1艇の重量から算出し、積載量は150kg以上、可能なら200kg
・トレーラの車幅は牽引車と同等にし、運転時の負担軽減
・積載するシーカヤックにより二段積みのバーが上下に移動できる仕様
・海辺での使用が多いため防錆と水抜きに考慮
・5m超のシーカヤックもきちんと積載できること

これらの条件をすべてクリアできる市販トレーラはありません。フルオーダーですべての条件をクリアしたトレーラを製作しましたが、依頼者様との打ち合わせ、仕様変更などを繰り返し三ヶ月ほどかかりやっと納車することが出来ました。

基本仕様を決めるための図面ですが、図面だけでも何回もやり直しました。
シーカヤックトレーラ図面

図面寸法に従いフレームを製作していきます。全長5m超のためランクルより長いです。
シーカヤックトレーラフレーム

三角部の補強と何度も試行錯誤した一段目
補強と一段目

ほぼフレームのみの構成のため灯火類の取付位置についても何回も打ち合わせ
テールランプ取り付け

一段目が完成したため鉄橋に使われる橋脚用防錆塗料を塗布
一段目完成&防錆塗装

二段目が完成、簡単に高さ調節ができる仕様です

無事に運輸局の決裁も貰い予備検査を受けるだけです
組立車審査結果通知書

オーナー様に遠路はるばる引き取りに来ていただきました
岩手県宮古市からの引き取り

軽トラに連結すると超ロングなのがわかります。車幅は軽トラと同じなので、意外に運転はし易いです。
軽トラに連結したトレーラ

岩手に戻ったオーナー様からすぐにシーカヤックを載せた様子の写真が届きました
シーカヤックを積載した様子

近日中に本登録されるようなので、三陸の海岸沿いで走り回る姿が楽しみです。

このような市販では見つからないトレーラも、できる限りご希望に沿う形で製作いたしますので、お気軽にお問合せ下さい。

現在、軽トラックで牽引可能なトレーラーのセミオーダー(※1)を承っております。

お客様のご希望としては、軽トラックで牽引可能(計算すると総重量360kg以下)、可能な限り低床(緩衝装置付)、荷台長をできる限り確保(可能であれば2300mm)、バイクを積むことを想定(バイクしか積めないバイクトレーラーではなく)とのこと。

これらのことから、バイクを積むことを想定すると最大積載量は200kgでは厳しいため250kgは欲しいところ。そうすると車両重量は110kg以下、一般的なフレームだけのボートトレーラーでも80kg程度はあるため、荷台の張り方を間違うと一気に重量オーバーになりかねません。

材料選定、重量試算を繰り返し、ある程度の仕様が決まったため製作開始となりました。

※今回は新開発のテールランプガード(第一号)を投入!路面と接触することも考えるとキズや衝撃に弱いアルミは却下、重量やフレームとの溶接などを考えステンレスは却下、最終的にZAMと呼ばれる錆びない鉄を使用しています。ZAMは過去にも使用しておりいろいろなパーツを製作し実績があるため、強度も耐久性も加工の容易さも文句ありません!

このようなトレーラーのオーダー製作も承っておりますので、お気軽にお問合せください。(もちろろん予備検査取得まで行います。)

(※1)トレーラー製作の種別について
ライトオーダー=市販中古トレーラーの簡単な改造・加工でご希望の仕様に仕上げます。
セミオーダー=市販トレーラーをベースとしますが、大幅な改造・加工を行いご希望の仕様に仕上げます。
フルオーダー=軽自動車用足回りを使用するなど、フレームから製作しご希望の仕様に仕上げます。

仕様変更の自由度は、以下の通りです。
ライトオーダー < セミオーダー < フルオーダー

軽トラックで牽引できるトレーラーの製作

と、ここまで製作したところでクライアントよりテールランプ取り付け位置の変更をして欲しいとの連絡があり、急遽、仕様変更になりました。

低床バイクトレーラー

   

軽トラック用のステンレス荷台を入手したため、ステンレス製フレームを製作し搭載しました。
足回りはトレーラー用部品では耐久性に劣るため軽自動車用の足回りを流用、かなり重たい車両となりましたが耐久性は目を見張るものがあります。

ステンレスで製作する場合の注意点として、材質の強度はありますが粘りがあるため耐性の数値が低く、強度検討時にクリアするだけの数値が出ない場合がありますので、製作前にきちんと計算して数値を確認する必要があります。
※製作途中に判明し急遽、補強を入れました。そのため車枠の計算が面倒に・・・

   

   

軽自動車のジムニーで牽引きる小型カーゴトレーラーを製作。タイミング良く農作業で使われていた旧規格軽トラを半分にした手作りトレーラーを入手したので、これを改造しました。

引き取り時には10年程放置してあったためドラムブレーキが固着しタイヤが回らない等、様々な修理箇所がありましたが、全バラ・リストアレベルまでの改修を行い無事に完成しました。灯火類も旧保安基準用であったため、新規登録の場合には現在の保安基準に適合させる必要があります。そのため灯火類もすべて交換し新たに設置しました。

軽協会への持ち込みは以前制作したフラットトレーラーに積み込み、親亀子亀状態での持ち込みです。

トラックに積み込んで持ち込みの場合には、登録上の牽引車(トラクタ側)の持ち込みも必要なため人手が入ります。それならば登録上の牽引車で持ち込みができれば人手がいりません。ただ、新規製作車の場合にはフレームナンバーが無いため、臨時運行許可が取れません(※自賠責に入れない)ので別のトレーラーに積み込みました。

   

軽規格のボートトレーラーを改造して製作しました。
荷台は強靭な1.6mm厚のステンレス縞板を使用し、細部までこだわった仕様になっています。

灯火類は軽トラックからの流用品で、破損の場合でも代品の入手が簡単にできます。

農耕機械やオートバイ、バギーなどの積み込みができるように、荷台最後部にはアルミブリッジを掛けることが可能な作りになっています。

   

また、荷台の最前部には900kgまで対応した電動ウインチを装備しており、小型のシールドバッテリーを接続しリモコンで操作することが可能です。世界に一台しか存在しない高耐久性ステンレスフラットタイプトレーラーのナンバー取得までの総製作費は約30万円でした。

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