2017/02/07
ランクル70系の悪名高きPLH(パワーロッキングハブ)ですが、ブラシ交換などで修繕を繰り返してきましたが、先日、ハブベアリングのトラブル時にPLH端子を巻き込むというとんでもないトラブルに見舞われ、ついにマニュアルハブ化することにしました。
マニュアルハブ化自体はそんなに難しい作業ではありませんでしたが、PLHを外した後の4WDコンピューターの処理について悩んでしまいました。というのも、ネット情報では4WDコンピューターの12ピンコネクタを外す。という情報しか見当たらず、これではH4ボタンの動作を確認することができません。
唯一、12ピンコネクタの一部をショートさせるとの情報もありましたが、記載されている配線色と現車の配線色が違っていたため、闇雲に信じるわけにはいきませんでした。
そこで、トヨタディーラーにて配線図の確認と、純正マニュアルハブ仕様の現車(HZJ77HV)確認を行ったところ、とても簡単に処理することが可能でした。
純正でマニュアルハブ仕様の車両には4WDコンピューターが搭載されておりません。4WDコンピューター用コネクタにショート用カプラーが装着されていました。配線図および実車確認できていますので間違いないでしょう。
配線図によると4WDコンピューターのコネクタは2タイプあるようです。
※1KZ-TE(~’95.1)は10ピンコネクタで、ショートさせる端子は5番(黒)-9番(黒-緑)です。
※1HZ、1KZ-TE(‘95.1~)は12ピンコネクタで、ショートさせる端子は6番(黒)-3番(黒-緑)です。
これで4WDインジケーターが正常動作するようになりました。
HUB LOCKボタンが不要になりますので、H4ボタンだけのものに交換すれば完璧です。